北海道の婚活事情
年々、晩婚化・非婚化が進み、少子高齢化は社会や経済活動を低迷させる大きな要因になっています。
特に北海道は、合計特殊出生率が全国ワースト３に入っており、これは北海道全体そして、その北海道を支えている農業・酪農地域において、深刻な問題と言えます。
昨今、インターネットを用いた「出会い系サイト」や「婚活アプリ」が年々増加しています。
北海道という土地柄とその手軽さから、利用人口も増えるのと同時にそのトラブルも年々増加しており、この北海道でもメディアで報道された出会い系サイトを利用した殺人事件をはじめ、金銭問題など数多くのトラブルが発生し、その影響から真剣に結婚を考えている独身男女の行き場がなくなってきているのが現状です。
結婚相談業の実態
このような社会的背景の中、「結婚相手紹介情報サービス」を業とする事業所が日本全体で注目を浴びています。
その数は全国に約4,000社、北海道に約70社と言われており、これから独身男女のニーズが増えると共に、結婚相談業の数は増えていくことが予想されます。
しかしながら、株式を上場する大手企業からボランティア的に活動する個人まで様々な形態があり、仲人1人1人の「質」が問われる時代でもあります。
現在、この北海道内にて結婚相談を行っている仲人の中で、真剣に結婚を考えている独身男女をシッカリと成婚へと導いている仲人の数は非常に少なく、なかには10年以上にわたって仲人業をしている方でも成婚数は1ケタという仲人も実在するのが現状です。
一般社団法人 北海道結婚推進協議会の在り方
このような北海道内における結婚相談業の現実を変えていくため、真剣に仲人業を営んでいる有志が集まり、特定商取引法をはじめ、平成29年5月に施行された改正個人情報保護法など、関連法規を遵守し、協力と相互研鑽により資質の向上を図り、襟を正して業界の信頼の向上と健全化に努めることを趣旨とし、平成15年に「北海道結婚推進協議会」を発足、令和元年7月に「一般社団法人 北海道結婚推進協議会」に移行。
現在、仲人業として100組以上のご成婚カップルを媒酌した仲人4名が代表理事・理事・監事とそれぞれの役職に就き、会員となる仲人ともに結婚を真剣に考えている独身男女のサポートから各種婚活イベントの協力、時代に合わせたサービスを提供している団体です。
主な活動と実績
北海道内の地方自治体様そして企業様から多数のご依頼を受け、対面婚活イベントをはじめ新型コロナウイルス感染症による社会情勢を配慮したオンライン婚活イベントなどにおいて、多くのカップル輩出そしてイベント参加者への手厚いサポートを行ってきた結果、たくさんのご成婚カップルを誕生し、ご結婚に至ったご夫婦から毎年お正月になると幸せそうな年賀状をたくさんいただいています。
また、これから仲人業を真剣に取り組んでいきたい方へは、年間数10組の成婚カップルを媒酌したプロの仲人が親切丁寧にサポートし、1日でも早く一人前の仲人へと成長できるよう定期的な研修を行いながらスキルアップを約束しています。
目標と志
一般社団法人 北海道結婚推進協議会は、ただ婚活イベントを請負うだけの団体ではありません。
私たちが目指す目標は、婚活イベントを通じて出会った独身カップルをご成婚までシッカリとお世話をしていきながら1組でも多くのご成婚カップルを誕生していただくことです。
私たちはこれからも北海道の晩婚化・非婚化に正面から向き合い、より一層良質で皆様に安心して「結婚」という幸せを手に入れていただくサービスを提供することを心がけ、ひとりでも多くの成婚者を出していくことを目指し、北海道少子化の歯止めを担っていく所存です。